お薬の飲ませ方
いつの間にか暑い夏が終わり、日に日に寒くなってきていますね。
ワンちゃん・ネコちゃんもですが、飼い主の皆さんも健康管理にはお気をつけくださいね!!
ところで、「愛犬・愛猫に薬を飲ませた事がある」という方は、たくさんいらっしゃると思います。
飼い主様から良く聞くお話で、
『薬を与えても、ペッとだしてしまったり・・・』
『スポイドで与えようとすると、噛んでしまったり・・・』
と、飲ませるのが大変だということをよく聞きます。
中には、喜んで薬を飲んでくれる子もいるようですが、みんながそういう風にはいかないですよね。
なので、今回は薬の投与例をいくつかご紹介したいと思います。
①お口の奥までお薬を入れる
⇒この方法は、愛犬・愛猫のお口が触れることが出来る方にしかできません。
無理にしてしまうと、手をかまれてしまったりすることもありますので注意が必要です。
②フードに混ぜて与える
⇒みなさんも1度はしたことがある方法ではないでしょうか??フードを良く食べてくれる子であれば、薬のことは気にならず一緒に食べてくれますが、中には薬が入っていることに気づいて、薬だけが残ったり、口に入れた後に吐きだす子もいるので『きちんと薬を飲んだか』確認をする必要があります。
③美味しいものに包んであげる
⇒お薬が見えないようにして包んであげると、そのままパクっと食べてくれる子が多いようです。しかし、食欲がなかったり警戒して美味しいものでも食べない場合があります。また、美味しいものをあげすぎによるカロリーオーバーでお腹を壊したりしないように注意してください。
最後にお薬の投与に関して1つお願いがあります。
お薬の種類によっては、長期的に投薬しなくてはいけないものや急にやめてしまうと効果がなくなってしまうもなどがありますので、処方された回数や日数を守って投与をお願いします。
※ 全院で、夜間診療は行っておりません。