健康診断を受けましょう
? ??
(シャム猫のナイルくん) (ベンガルのマークくん)
?????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????
?綾部動物病院の健康診断では 一般的に
身体検査、体重測定、体温測定、獣医師による聴診、触診、視診、便検査を行います。
上記の項目を行い、愛犬・愛猫の健康状態でわかることは様々あります。
● 体重測定・・・現時点の愛犬・愛猫の体重。
プラス 触診上その固体に合った体系をしているか判断できる。
● 体温測定・・・現時点の愛犬・愛猫の体温。
低体温を起こしていないか、異常に体温があがっていないか。
● 聴診・・・・・・・心音、肺、呼吸の音やお腹の音を聞き異常がないかチェックしま
す。
● 触診・・・・・・・全身を触り骨格関節の異常、皮膚疾患や外傷、腫瘤の有無、
臍ヘルニアの有無、雄の停留精巣がないか肛門腺はたまって
いないかの確認をします。
● 視診・・・・・・・皮膚の異常、眼科疾患の有無、外耳道に耳垢炎症など異常が
ないか、口腔内の粘膜の色や腫れがないか、歯並び、
残存乳歯や歯石のつき具合を確認します。
● 便検査・・・・寄生虫の有無、異物を摂取していないか、腸内細菌が正常で
あるかを確認します。
?
この身体検査以外でも、
尿検査、血液検査、レントゲン検査、超音波検査、内視鏡検査があり
定期的に上記の検査を受けることにより早期に身体の異常が見つけ出せます。
尿検査に使用する試験紙、比重計。
◎ 尿検査・・・結晶物の有無、出血の有無、その他尿比重、蛋白、PH→膀胱炎等
の異常確認
◎ 血液検査・・・貧血、脱水の有無、肝腎機能の異常、血糖値の異常
◎ レントゲン検査・・・心臓の大きさ形の異常、肺の大きさ気管支の異常等
◎ 超音波検査・・・所見的心筋、肝・胆・腎・膀胱の異常
◎ 内視鏡検査・・・食道、胃等の消化管粘膜の異常や腫瘤、異物を摂取して
いないか
?
上記の画像は普通の一般検査では発見しにくく、超音波やレントゲン検査にて
早期発見し、すぐに外科手術をした犬の脾臓(悪性腫瘍)です。
上記のように健康診断の検査項目は様々あり身体検査以外に下記4項目を付け足しことにより、今の愛犬・愛猫の健康状態をより知ることが出来ます。健康診断を受けることによりもし見つかった病気に対しては病状が進行する前に予防や治療、何かしらの対策がとれます。年齢が成犬期(1歳~4・5歳)であれば1年に1回、高齢期(5・6歳~8歳)であれば6ヶ月に1回、老齢期(9歳~)であれば3か月に1回受けられると理想的ですが今まで受けたことがない方はまずは1回受診されて今の愛犬愛猫の健康状態を把握してみてはいかがでしょうか?
いつまでもかけがえのないパートナーと末永く生活するためにいたわりの気持ちを持って日々接していきたいものです。
?
昨年の8月に血液検査で腎不全を発見したチャッピーちゃん(14歳)は
現在週2回の点滴治療と処方食を行っています。
(パックン) (チョコくん)
※ 全院で、夜間診療は行っておりません。