綾部動物病院

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耳のチェックをしましょう

日中暖かい陽気が続いていますが、この時期は皮膚疾患同様耳の異変に悩まれ訪れる飼い主様が増える時期でもあります。



耳の疾患で最も多いのが外耳炎です。



外耳炎は外耳道が何らかの原因で炎症が起きることをいいます。



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〈原因として〉



細菌感染→マラセチア等の菌が耳介、耳道に感染し痒みをだす。



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写真中央に映し出されているマラセチア菌



寄生虫感染→ミミヒゼンダニが寄生し激しい痒みや黒っぽい乾燥した耳垢をだす。



アレルギー→食物アレルギーや耳などに触れたものに対してのアレルギー反応で



        痒みが出る



異物混入→草の実等が散歩中耳の中に混入してしまう。



耳掃除→間違った掃除方法などでも発生することがあります。



耳をかく、床や地面にこすりつける、大きく振る、臭いがする、耳が赤くなっている又は耳垢の量が多い等。ひとつでもあてはまる行動が目に付いたら愛犬愛猫は耳の痒みや痛みのストレスを受けているかもしれません。犬猫の耳道は中がすぐに確認できるわけではありませんので炎症がどこまであるのかなどを来院し耳鏡で確かめる必要があります。



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綿花でふき取った耳垢



炎症の具合によっては平衡感覚をつかさどる三半規官まで炎症が行くと、まっすぐ歩けない立てない、体がねじれる症状が出ます。こうなると自分で食事を取ることが不可能ですので命に関わることになります。また悪臭を放つ液体が耳から出てきた場合、治療を行う事も大事ですが耳介付近に付着し汚れたとこを清潔にしないと今からの時期はハエがつき卵を産むことになります。気になる方、今耳を気にしている愛犬愛猫を目にした方は一度診察を受けて適切な治療を行う必要があります。皮膚疾患もですが耳の疾患も症状を長くそのままにしていると慢性化したり何度も繰り返す傾向がありますので早めに受診されてください。



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※ 全院で、夜間診療は行っておりません。