定期健診について
あっという間に梅雨が終わり
日差しが強い季節がやってきました。
熱中症や日射病、夏バテには十分気をつけてくださいね!!
さて、皆さんは定期的に『健康診断』をしていますか?
「いつも通り元気だから、病院にいかなくても・・・・」
と、思われている方もいらっしゃると思います。
実は・・・
普段とは変わらなくても、目に見えないところで体調をくずしていることもあります。
動物達は、弱い部分をなかなか見せてくれません。
症状が出始めた時には、病気が進行していたり、
入院をして治療を集中的にしなくては!ということもあります。
そんなことにならないためにも、定期的に健診を行う必要があります。
定期的に健診を行うことで、病気の早期発見につながります。
万が一病気になった時にも、愛犬・愛猫の普段の健康状態が分かっていれば、
診察をする際に、比較する事が出来ます。
これは、個体差で健康状態の状態が全然違うからです。
例えば・・・・?血液検査をした場合に
【ある子では正常範囲の数値でも、別の子では異常な数値になることもあります。】
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また、動物達にとって1年は人間の4年に相当します。
年に1回は健診を行っていても動物達にとっては4年に1回の健診になるわけです。
なので、人間と一緒で年に1回健診を行う場合は、『3ヶ月に1回』する必要があります。
一般的に行う健診は『体重・体温、便検査、聴診、視診、触診』です。
その他で、より詳しく健康状態を調べたい時には・・・・
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血液検査⇒貧血や、腎臓・肝臓、血糖値、感染の有無などを調べることができます
エコー検査⇒子宮蓄膿症や心臓疾患などを調べることができます
レントゲン検査⇒骨折や肺の異常、呼吸器の疾患などを調べることができます
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これらの検査は、普段の生活の中では見れない体の中の病気を調べることができます。
ワンちゃんの場合は、3~5月にしてもらうフィラリアの検査も大切な検査です。
宮崎は、全国的に暖かい地域なので、蚊の発生も多くなります。
まだ、検査をされていない場合は、早めに行いましょう。
?フィラリアの検査は、血液で調べます。
なので、一緒に内臓の数値もみておくと何度も採血をしなくて済みますので
ワンちゃんの負担が少なくなります。
ネコちゃんの場合は、腎臓の病気が多いですので
血液検査をすることで、病気の早期発見になるかもしれません。
早めに病気が分かっていると、
病気を治す治療方法も、選ぶ事ができます。
しかし、病気が進んでしまうと、入院や手術、処置などをする事になるかもしれません。
気になることがあったら、そのままにせず病院で診察してくださいね。
※ 全院で、夜間診療は行っておりません。