いつまでも一緒に暮らすために。
秋も深まり朝夕肌寒くなってきましたが、みなさん いかがお過ごしでしょうか?
今回は犬、猫の腎疾患について調べてみました。
腎疾患は体内に摂取した蛋白質が分解されると老廃物が血液中に生成され、腎臓を通って尿中に排泄されます。腎臓が十分に機能しないと、老廃物の排泄が不十分になり、血液中に老廃物が残ります。腎不全になると血液中の不要物を水分と一緒にろ過する働きや、必要な水分を再吸収することができなくなってきます。
この為、水分を捨てすぎて脱水症状になったり血液中の毒素が溜まり障害を起こしたりします。
原因については様々ですが、腎臓以外にトラブルがおこり腎臓へ流れる血液量が変化することによってひきおこされるものと、薬物中毒、感染症、腫瘍、先天的な異常が原因となるケースと尿石症や腫瘍など排尿が妨げられることが原因となるケースがあります。また、老齢になると各臓器の機能が徐々に衰えてきますので、高齢の犬猫は特に注意する必要があります。
もし、血液検査で腎臓に異常がででいた場合、一度壊れてしまった部分は元には戻らないのでこれ以上腎臓に負担をかけない為に、ご飯を処方食に変えたり点滴を行ったりと腎不全を進行させないように治療が必要になってきます。
そこで、重要なことは!!
年齢に応じて年1回や2回定期的に健康診・、血液検査を行い、早期発見・早期治療が行えるようワンちゃんネコちゃんの体調を把握しておきましょう。
※ 全院で、夜間診療は行っておりません。