療法食について
ペットフードには様々な基準があります。
「総合栄養食」 犬や猫が必要とする栄養基準を満たした、毎日の食事として与えるためのフードです。
新鮮な水と一緒に与えるだけで、それぞれの成長段階における必要な栄養素をとることができます。
「特別療法食」
特定の病気などに対処するために栄養バランスが考慮されたフードです。
多くの製品は総合栄養食としての基準を満たしていますが、特殊な組成をもつフードもありますので、必ず獣医師の指示にしたがって与えるようにしましょう。
不適切な与え方をすると健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
また、他のフードと混ぜて与えると効果を損なうおそれがありますので、基本的には単独で与えるようにしましょう。
心臓病、腎臓病、皮膚病など、食事が治療の選択肢になることは非常に多いですが、一番困るのは療法食を食べてくれないことです。
健康な頃からいろいろな種類のフードに慣れておくと、いざというときに困らないかもしれません。
また普段からペットフード以外におやつ・人間の食べ物などを与えすぎないようにしましょう。
※ 全院で、夜間診療は行っておりません。