綾部動物病院

宮崎市の動物病院です。子犬の飼い方指導・犬の保育園・犬のお泊り強化保育・犬のしつけ教室・トリミング・ペットホテルも行っております。お気軽にお越しください。

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動物介在教育 *西池小学校* 

宮崎市のまん延防止等重点措置は解除されましたが、
コロナ禍に於いての活動なので換気のよい
体育館・運動場などで行います。
体調管理・衛生管理などに十分留意しながらの活動です。

小学校の先生方の指導の下の活動です

3月14日 今年度最後の活動です。


今回は運動場で散歩を行います。
散歩の際は、リードを放さない・走らない散歩をする事が約束です!


早速、担当犬のお世話を行います。
インターン実習に来ていた宮崎ペットワールド専門学校の学生さんも
参加し手伝いをしてもらいました!


とても良い天気で散歩日和の1日でした!


犬達の様子を見ながら上手に歩けるかな?
声を掛けてくれている友達の姿も見られました!


散歩から帰って来たら水を飲ませましょう。
たくさんの感想がありました!


6年生、卒業おめでとうございます!
中学校へ進学しても文武両道、楽しく頑張って下さいね!
寄せ書きのメッセージもありがとうございます。



綾部動物病院で2002年より20年間継続させて頂いている動物介在教育。
介在教育犬も亡1世代・現2世代(以前は週3~4回の活動)、
新3世代へと継続中ですが活動回数が激減する今は維持できていることに
犬達の潜在能力、学習能力に目を見張るものがあります。
やはり継続は力だと思います。
しかし、3世代目の経験不足は1~2代目からすると歴然なので
心配でもあります。当たり前に出来ていたことが当たり前でなくなる
ことの怖さ、今は実感しませんが継続できるよう目指したいと思います。

このコロナ禍は活動の在り方を根底から考えさせられた時でもあります。

コロナ禍に於いての授業は、手紙やオンライン対応を行ったり
まん延防止等重点措置が解除され感染者が減少した時は
実践活動を再開して参りました。

皆様から様々なご意見も承り、自粛対応と実践対応とさせて頂きましたが、
この2年間、活動の意義を痛感したことも事実です。

また、20年間という継続の重みを感じた時間でもありました。
児童期、特に低学年児童は上級生の動きを見ての観察学習します。
観察学習から模倣学習、実践学習へと移行し、犬との絆が深まっていきます。
不安と好奇心に胸躍る時間、こころ育む時間の始まりです。
触りたい、抱きたい、お世話したいなど様々です。
お世話、健康チェック(犬の健康状態を知る事で自分や友達の異変も気づく)
犬と散歩をすることで相手(犬や友達)に合わせたり人との会話も弾みます。
外を歩く事で五感を通した自然にも気付き、運動能力向上にも繋がるなど
挑戦したい事が増し、好奇心旺盛なこころが芽生えることが多くありました。

犬達は一緒に寄り添ってくれる最高のパートナーです。

人と人との間に動物(犬)が介入することによって、
日頃の小学校生活では見えない児童の行動が、
この動物介在教育の授業の中で生まれると先生方は言われます。

必要とされている限り継続したいと思います。
皆様にはこれからもご指導、ご鞭撻の程、宜しくお願い申し上げます。


次回は 4月は犬との接し方を担任の先生から学びます。
    5月はみやざき動物愛護センターによる手洗い指導です。
    6月より犬との実践介在教育を予定しています。

    ※ コロナ感染拡大の場合は延期、中止になることもあります。

                          綾部 ゆみ子



 

※ 全院で、夜間診療は行っておりません。