犬のしつけ 日中保育園の様子 ~赤江分院~
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木枯らしに一段と寒さを感じるようになりましたが、
皆様いかがお過ごしでしょうか?
・・・・・・今日は犬の介護について・・・・
動物医療の向上のため、動物の寿命も延びています。
飼い主の私としても、とても嬉しいことですが
介護をする飼い主さんも増加しているのが現在の状況です。
家で ”食べては寝” ”食べては寝” ばかりしていると
歩け無くなったり、家から出れなくなったり、
飼い主さん以外の人を寄せ付けなくなったり、
老化などによる白内障や視野狭窄、音が聞き取りにくくなった為に
警戒心や拒絶感、分離不安が起こり始めます。
飼い主さんが居なくなると、
一日中吠えていたり・・・
呼吸が乱れたり・・・
又、病気によっては
犬の認知症が始まったり・・・・
徘徊行動が起こったり・・・
・・・様々な問題を抱えています。
しかし、困ったことに咬み付く犬、吠える犬が多いのが現状です。
・・・・・薬が飲ませられない・診察・治療・入院ができない・・・・・
そこで、2011年1月より成犬・老犬を対象にディケアー保育も始めます。
ディケアー保育園では、5歳~10歳の健康な犬を対象に
動物病院に慣れる様、色々な取り組みをしていきます。
(月1回~月8回・16回のコースがありますので詳細はお尋ね下さい。)
今日は ”ネッカーや口輪” と ”紙おむつと洋服” の紹介をしましょう。
まずは、ネッカーを装着してみましょう。
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?★マロンちゃん(ラブラドール・レトリバー)
おむつをつけての診察トレーニングです。
病院が大好きなマロンちゃん。
嬉しそうにニコニコしています。
最後に、ここでクイズです。
私は誰でしょう?
①ロックちゃん(ケアン・テリア)
②マロンちゃん(ラブラドール・レトリバー)
③ユカちゃん(ゴールデン・レトリバー)
正解は・・・
③ユカちゃん(ゴールデン・レトリバー)でした。
(紙オムツも慣れないとすぐに外してしまいますので、慣らすことが重要です。)
それから、もう一つ・・・
老犬になると病気などの関係から体温調節の出来ない犬もいますので、
洋服を装着する練習も若い頃からしておくといいと思います。
”備えあれば、患えなし” です。
※ 全院で、夜間診療は行っておりません。