国富小学校 動物介在教育の様子
11月17日(月曜日) 10:40~11:25 体育館にて
今日の授業目的は”ボランティアの方々に挨拶をしたり、質問をしたり、さわったりして犬に関心・興味をもつことができる”です。授業参加人数はたんぽぽクラス(4名)と1年生5クラス(145名)でした。
授業内容は1年生が初めての介在教育なので、たんぽぽクラスの児童に犬と接するに当たっての約束事の確認(犬を触る前後に手洗い・うがいをする・大きな声を出さない・犬の前で走ったり・ふざけたり・クレートを叩いたり・犬を驚かせる様な事はしないなど・・)を発表して頂き、犬を触る時のお手本をみせてもらいました。また触ってはいけない犬については紙芝居を観て学習しました。
犬を触る時: ①飼い主さんに挨拶をする。(おはようございます・・・)②わんちゃんを触ってもいいですか、と尋ねる。③わんちゃんに、においの挨拶をする。(手をグーにして自分のにおいを嗅いでもらう)④優しくさわる。⑤お礼の挨拶をする。(ありがとうございました)
注意事項: 犬を怖がる児童が多数いた為、上記の写真のように対処しました。 ①クレートの中に入っている犬を観る(体操帽の白い児童) ②サークルの中に入っている犬を観る ③ボランティアさんが抱いている犬を観る。 ④ボランティアさんが抱いている犬を傍に近寄って観る。 ①~④に慣れて犬を触ってみたい児童は勇気を持ってボランティアさんに声を掛けてみる。
感想: 終了のチャイムが鳴る前に、白い体操帽を被った児童が担任の先生と一緒に大きなシェパードを触っていました。はじめは色んな犬を観察していましたが、友達が触っているのを観て様子が変化していきました。ボランティアさん、校長先生、そばにいた友だちがみんなで励ましていた時の写真です。この児童は初めて犬を触ったのではないでしょうか。私達大人は子供に小さい犬だから可愛い、大きい犬だから怖い・・・と知らず識らず教えていることがあります。確かに大きな犬への接し方は教える必要がありますが、私達が幼児期の頃から犬など動物の習性・接し方・飼い方(健康面・衛生面・しつけ)など学ぶ機会があれば ”人と動物の関係”も素晴らしいものになるのではないでしょうか。
※ 全院で、夜間診療は行っておりません。