大宮小学校 動物介在教育の様子
2009年1月21日(水曜日) 14:20~15:05 教室にて”
題材名 [犬となかよくなろう]
目 標 ”犬の喜ぶことや嫌がることを知り、犬との接し方や親しくなるための
方法を考えることができる。”
”しつけのされた犬との交流を通して、友だちや犬たちと楽しく過ごす
ことができる。”
本時の目標 ”ボランティアさんや犬たちとなかよくなろうとすることができる。”
”友だちと仲よく、楽しく過ごそうとすることができる。”
本時の目標については、全体目標と個別目標に分かれているが
個別目標については省略いたします。
本時の学習内容については ”ボランティアさんや犬といっしょにあそぼう!”
?大宮小学校は昨年9月より活動が始まり今回で5回目の授業になります。子どもたちもボランティアさんや犬たちにずいぶん慣れたのできたので公開研究授業は今までの成果のまとめとして、いすとりゲームをおこなうことになりました。いすとりゲームは勝敗のはっきりした遊びなので負けることに悔しい児童は気持ちを抑えきれず身体で表現します。しかし、12月の頃を考えるとずいぶん、いや大変成長したように思えました。また、ゲームに負けると応援に励む児童や審判員をする児童など様々です。(先生方からなぜ勝敗のつくゲームを選択したのかという質問に、あえてそこに犬がいることで児童の変化・様子をみていただきたいという気持ちがクラス担任の先生と私の中にありました。また普段行われているいつものありのままの授業の風景を知っていただきたい・・と思いました。)
私は今まで子どもたちが犬の前で我慢する光景や自分自身に打ち勝つ姿を幾度となくみてきました。犬は子どもが泣くと心配し、子どもたちは犬に心配させないよう我慢します。そんなお互いのしぐさがたまらなくこころを温めてくれます。風邪で体調を崩しても授業に参加してくれたり、また、いつになく大勢の先生方が授業を見学しているので、犬がストレスサイン(下から2段目左)をだすと、子どももそれに共感したり、ゲームにおいては犬のリードを持つことで勝負に勝つことより、いすに座ること(勝つこと)を諦める児童もいました。
授業終了後、いつものように犬たちは水をいただきました。 犬は水を飲みその傍で児童は、ほほ笑む・・・・
児童ひとりひとりが自分の思いを表現し、
それを犬が感じとり、そこから何かが生ずる。
※ 全院で、夜間診療は行っておりません。