檍北小学校 動物介在教育の様子
1月29日(木曜日) 10:40~11:25 体育館にて
今日の活動内容は(犬はともだち)です。
活動目的は”犬とのふれあいを通して湧き出てくる気持ちや行動を大切にし、情緒の安定を図る。” ”犬を通して、飼い主の方々と触れ合うことによりコミュニケーション能力を高める。” ”盲導犬の役割や人と犬とのふれあいについての話を聞き、視覚に障がいのある方や盲導犬についての理解を図り、福祉ボランティアの精神を学ぶ。”です
今日はたんぽぽ学級児童4名と三年生児童123名の参加、そしてボランティア犬は宮崎市社会福祉協議会、利用者より3頭までとの指示があったため家庭犬は3頭の参加です。盲導犬と家庭犬の合同活動は今回が初めてだった為、事前に三者(学級担任・利用者・介在教育マスターインストラクラー)で授業の打ち合わせを行いました。
児童は盲導犬の仕事や働き、どのように育成されるのかなど利用者から聞きましたがその中から仕事をしている盲導犬についての注意事項を確認しておきます。①ハーネスを着けている時は仕事中なので大きな声を出さない。②黙って触らない。③食べ物をあげないなどです。利用者の方は目が見えないので①~③のようなことを通行者が行うと、盲導犬の注意が逸れて事故に繋がるため、犬がミスしたことを叱らないといけないので是非守ってください。
・・・・・それからお願いとして・・・
・・・目の見えない人が困っていたら・・・・・
・声をかけてあげてください。
・道を教えてあげてください。(正面・右・左・いくつめの角をどちらに曲がるなどの指示を言葉でゆっくり話してください) ??
・一緒に歩いてあげてください。(突然押したり手を引っ張ったりしないでください)
・声を掛けてから身体に触れてください。(いきなり触られると驚きます)
・また盲導犬は左端を歩くので歩行者は理解してください。
利用者の話しが終わると今度は盲導犬が実際に歩くところを見学しました。平均台やポール、跳び箱など避けて歩きます。その後体育館を街中や公園と想定し児童・盲導犬・家庭犬が同じ空間を歩いてみました。 児童は上記の①~③を守りながら自由に歩き笛の合図でその場に座り、その都度、盲導犬や家庭犬の様子を確認し、犬を触らずに騒がないで知らん顔しながら自然に歩くことを経験しました。しかし、なかには家庭犬を児童が取り囲む場面もみられ、盲導犬だったら事故に繋がることも勉強しました。
? ~最後は児童から感想とお礼の言葉です~
”今日は忙しいのに自分たちのために来てくださってどうもありがとうございました。教科書では分からなかった事が勉強できてとてもよかったです。 ”
”百聞は一見に如かず”
※ 全院で、夜間診療は行っておりません。